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うるおいの新潟

第1回日本在宅静脈経腸栄養研究会
会長 畠山勝義

この度、第1回日本在宅静脈経腸栄養研究会のお世話をさせて戴くことになりました。皆様もご存じの通り、本研究会は在宅静脈栄養(HPN)研究会と在宅経腸栄養(HEN)研究会が合併・一体化し発展的改称して発足したものであり、英語の名称も "Japanese Study Group for Home Parenteral and Enteral Nutrition:JHPEN"とすることが新世話人会で既に決定されております。在宅経腸栄養研究会は1985年(昭和60年)に創設され昨年までに26回開催され、一方、在宅静脈栄養研究会は1986年(昭和61年)に創設され昨年までに18回開催されているというそれぞれの歴史を持っています。それぞれの研究会の御尽力により、1985年(昭和60年)には在宅中心静脈栄養法として、また1988年(昭和63年)には在宅経管栄養法(1992年より在宅成分栄養経管栄養法と改称)としてそれぞれ医療保険の適用になり、これら2つの在宅栄養法が本邦でも急速に広まってまいりました。そして、これらの2つの研究会の合併・一体化の気運が高まり、2000年(平成12年)より合同集会として開催されてきたものであります。今回、ここ新潟の地で、発展的改称した、また第1回という記念すべき日本在宅静脈経腸栄養研究会を開催させて戴きますことは、大変光栄なことと思っております。

 今回は一般演題の他に、「在宅静脈経腸栄養法−現状と将来展望−行政の立場から」と題して前厚生労働省医薬食品局食品安全部長・遠藤明先生に教育講演を、「在宅静脈経腸栄養法の研究と臨床−今日までの経緯とこれから」と題して新潟国際情報大学学長・武藤輝一先生に特別講演を、また患者さんを交えてのラウンドテーブル・ディスカッション「在宅栄養療法の問題点と今後の展望」を企画させて戴きました。本日の参加者の皆さんにとって、在宅栄養法を行うにあたって直ぐにでも臨床の現場で役に立つ内容かと思いますので、知識を広げて各施設に還元して戴きたいと思っております。